2011年12月23日金曜日

寒太郎が来たぜ

基本的に寒いのは嫌いだ。
生まれも育ちも宮崎県なのだ。それも太平洋沿岸の町で20年近く過ごしていたのだ。
雪なんて年に一回ひらりと降るか降らないかだ。

福岡に出てきて、4月に雪が降っててびっくりした。
大陸の寒波が偏西風と入り交じり、直に吹き付けるのだ。
こんな所に住めるかと思った。
でも、なんだかんだで住み着いてしまった。
なんだかんだで。

ひとつの生物として、寒くて得する事なんて殆ど無いと思う。
緯度が高くなるほど、動植物の生息数も種類も減って行くのは真実なのだ。

それでも、年末へ向けてのこの時期は
みんな忙し楽しそうで、しかも急に冷え込んだりしたら
自分でもなんだかわくわくしてくる。
今までの人生で経験した楽しい記憶のせいなのか。
それとも生命の危機に対するスリルを体が感じているのか。

寒太郎が来たぜ
何か楽しいぜ。